PaperlikeがIndigogoに登録されて、日本でも少し注目を集めているようなので、使用時の注意を少しメモしてみます。
室内では、照明の調整が必要な場合あり
全く発光しませんので、照明がPaperlikeに適切に当たらない場合にはデスクライトなどで照らす必要があります。
OSごとのモード使用可否まとめ
1600×1200のDUPモード
メインディスプレイの画素数が1600×1200以上あれば、1600×1200のDUPモードにすることもできます。
メインディスプレイの画素数が1600×1200より大きい場合、DUPモードにするとメインディスプレイも1600×1200に設定変更されますが、ディスプレイがワイドだと、デフォルトでは歪んで引き伸ばされ、メインディスプレイが見にくくなります。
Win 7の場合、あらかじめ、ビデオカードとOSのディスプレイの設定で縦横比を維持するように設定したり(2560×1440の場合、左右が黒帯になり、縦に少し引き伸ばされる)、ディスプレイの中央に1600×1200の画面がドットバイドットが表示されるように設定する(2560×1440の場合、上下左右が黒い額縁になる)ことで、DUPモードが使いやすくなります。この際、設定を終えて希望の位置、倍率で1600 x 1200の画面をメインディスプレイに表示してから、Paperlikeドライバを起動しましょう。
DUP表示は、カーソルやメニューを動かすときは液晶を見て作業することで、Palerlikeの表示遅延のいらいらを改善することができます。しかし、そのせいでメインディスプレイの解像度が下がってしまってはもったいない…ということで、中古で1600×1200のディスプレイを買ってPaperlikeと合わせてトリプルディスプレイ化することを検討中です。
その他の解像度のDUPモード
Win 7でメインディスプレイの解像度が1600×1200に満たない場合、メインディスプレイの解像度に合わせた解像度でミラーリングすることもできます(Multiple Resolution(Mirr) Setting)。この場合、デフォルトではPaperlikeの上下や左右が切り捨てられます。
Macではこの機能は使えません。Win 8/8.1/10ではまだ試していません。
モードごとの動作速度
800×600 モノクロ2値(A2)> 800×600 擬似5階調(A5)>> 1600×1200 モノクロ2値(A2)>> 800×600 16階調 > 1600×1200 16階調
1600×1200では擬似5階調(A5)モードは動作しません。
1600×1200 モードでの、[16], [A2]ボタンの挙動
[16]ボタン | [A2]ボタン | |
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16階調のとき | 2階調になる | 2階調になる |
2階調のとき | 16階調になる | 2階調のまま |