これはLARP Advent Calendar 2019 - Adventarの2日目の記事です。
LARPシナリオ大全を作っています
突然ですが、ましゅー(私)はここ数年の間に全国で行われてきたLARPのシナリオをとにかくたくさんまとめて紹介する「LARPシナリオ大全」という冊子を作ろうとしています。
これまで日本全国で行われたLARPシナリオを紹介する #LARPシナリオ大全 を作っています。
— ましゅー (@mashuu_roleplay) 2019年11月23日
ファンタジー/SF小説を読みはじめた子が巻末の広告を、ゲーム機を買ったばかりの子どもがゲーム雑誌のゲーム紹介をワクワクしながら読むような体験をLARPシナリオの紹介でお届けしたいと考えています。
しかし、私一人ではとても紹介文を書ききれないので、LARPシナリオの紹介文を書いてくれる人を募集しています。
まず、なんでそんなものを作ろうとしているのか(言いかえると、こういう冊子を作る意義はどこにあるのか)ということを書きます。
それを踏まえて、この記事の最後でLARPシナリオの紹介文の提供をお願いを書きます。
LARPシナリオ大全を作る理由
ワクワクする冊子にできそうなこと
まずは、LARPシナリオの紹介文をまとめた冊子は、読んで楽しいものになりそうだということ。
- 初めてファンタジー/SF小説を読んだ子どもが巻末のファンタジー/SF小説を紹介する広告をワクワクしながら読んだり
- ゲーム機を買ったばかりの子どもがゲーム雑誌で紹介される色とりどりのゲームにワクワクしたり
- バイクの免許をとろうと教習所に通う人が最新のバイク年鑑をみていろんなメーカー、デザイン、性能、価格のバイクを見比べながら自分のバイクを買う日を想像してワクワクしたりする
こういうワクワクするような体験をLARPの経験者や、最近LARPという言葉を知って具体的にどういう遊びをするのか興味がある人にお届けできるのではないかと考えています。
LARPシナリオの多様性を知ってもらいたいこと
LARPという言葉を聞いた人でも、ファンタジーLARPの衣装画像から注目した人、LARP武器を使った物理戦闘から注目した人、TRPGの経験があって「卓から離れてやるTRPG」として注目した人、マーダーミステリーの経験があって「マダミスに近い要素があるけどだいぶ違うらしいゲーム」として注目した人、それぞれLARPについて持っているイメージが違うことでしょう。
これはLARPの遊ばれ方が多様なことからおきる現象ですが、LARPシナリオ大全で多様な遊び方をまとめて示すことでLARPに興味を持った人に、自分が求めるものがどういうLARPか考える材料にしてもらったりすることができると考えています。
今であればLARPシナリオの相当数を集められそうなこと
現在までに日本国内で日本語で行われたLARPのシナリオ数は100本は超え、200本に至るかどうかくらいであろうと考えています。
LARPを運営する団体が増えるにつれ、シナリオのこれからさらに速く増えていきます。「これまでに日本で遊ばれたシナリオの相当数をまとめた」といえるものを作るなら、今がタイミング的にギリギリだろうと考えています。
LARPシナリオ紹介のお願い
さて、すでに述べたとおり、日本で遊ばれたLARPシナリオの数は100本は超えている一方、私1人が紹介できる数は限られています。
そこで、LARPシナリオを紹介してくれる人を大募集します。紹介者としてはまずはシナリオ作者を想定していますが、プレイヤーやNPC、シナリオの購入者などによる紹介も歓迎します。なお、記事作成時点でいくつかのLARP団体や関係者さんから前向きなお返事を頂いています。
紹介文のフォーマット
LARPシナリオの紹介方法については、様式を決めました。以下のフォーマットを埋めて私に送ってもらえれば、冊子にまとめます。
- シナリオ名:
- 作者:
- ジャンル(舞台):
- ルール:
- 戦闘:
- プレイ時間:
- スタッフ数:
- プレイヤー数:
- キャラクター:
- スペース:
- 初演(開催者):
- 開催回数:
- 再演予定:
- 入手方法:
- シナリオ概要:
- 紹介者コメント:(紹介者名)
各項目の意味や記入例、送ってもらった紹介文や献本の取り扱いなどについて記載した企画書を準備しています。「シナリオを紹介してもいいよ」という人はTwitterやこの記事のコメント欄を通じてご連絡ください。
また、複数シナリオの紹介を送ってくれたLARP団体さんにはLARPシナリオ大全の中に宣伝枠を設けます。こちらについては、企画書ご確認の上、個別にご相談させてください。
発行時期と第1次〆切について
発行時期については、紹介文の集まり具合を見ながら決めていきます。
具体的には12月14日を第1次〆切として、そこまでに紹介文を書いてくれると申し出てくれた人の数や、それまでに集まった紹介文をみて、発行時期を決めたいと考えています。
「シナリオ紹介してもいいよ」という方や団体さんがいましたら、ぜひ、ましゅーまでご連絡ください。